けあぶる訪問看護での、心温まるエピソードを今回もひとつご紹介させて頂きます。
長年連れ添ったご夫婦。
「嫁さんとこの思い出がたくさん詰まった家で2人で一緒にいる時間も欲しい。だけど、転ぶこんでしまうこともあったり、私も体調を崩すことも増えてきた。このままでは、嫁さんの介護も出来ないし、家族も遠いから施設とかそれぞれ入って、一緒にいてあげれることもできなくなるのかな。」
と、看護師に相談がありました。
ご主人の気持ちに寄り添い、着地点を一緒に模索しながらケアマネジャー、訪問診療と連携し介護負担が軽減出来るように、安全性を含めたサポートを行いました。
看護師訪問時のケアに合わせ、ショートステイやデイサービス、ヘルパーなどご家族の支援を受けながらご主人も少しずつ体調や生活が安定。
「あなたに相談したおかげで、嫁さんとまた穏やかな日々を過ごせるようになった。この家に済みながら一緒に2人で過ごす時間もあるから嬉しい。」と、ご主人は看護師に素敵な似顔絵を書いて、感謝の気持ちを伝えて下さりました。お2人の笑顔が見れて、私たちもとても嬉しく思いました。
訪問看護の現場では、日々、様々なドラマが生まれています。利用者様やご家族との触れ合いを通して、私たち訪問看護師たちは多くのことを学び、成長し、そして温かい気持ちで満たされることも働く中でのやりがいのひとつとなっています。